場所を取らない「ゴミ箱」の選び方と設置場所
現代の住空間では、限られたスペースを有効活用することが求められます。特にキッチンや浴室周りは、水回りの設備や収納スペースが多いため、ゴミ箱の設置場所やサイズに悩む方も少なくありません。しかし、場所を取らないゴミ箱を選ぶことで、これらの悩みを解決し、快適な空間を維持することが可能です。ここでは、場所を取らないゴミ箱の選び方と、それぞれの設置場所について詳しく解説します。
選び方1:スリム・縦長タイプを選ぶ
最も手軽に場所を取らないゴミ箱を選ぶ方法は、スリムな形状や縦長のタイプを選ぶことです。これらのゴミ箱は、奥行きが浅いため、壁際や家具の隙間など、デッドスペースにすっきりと収まります。
キッチンでの設置場所
キッチンでは、調理中のゴミや生ゴミなど、比較的頻繁にゴミが出ます。
- シンク下:シンクの下は、配管があるため奥行きの深いゴミ箱は置きにくい場合があります。しかし、スリムなゴミ箱であれば、シンク下のデッドスペースを有効活用できます。特に、引き出し式のシンク下収納であれば、ゴミ箱ごと引き出して捨てることができ、衛生面でも安心です。
- 冷蔵庫横:冷蔵庫と壁の間のわずかな隙間も、スリムなゴミ箱であれば設置可能です。調理中に発生した生ゴミなどを一時的に置くのに便利で、作業動線を妨げません。
- コンロ横:コンロ周りは油汚れなどが気になる場所ですが、スリムなゴミ箱を置くことで、調理中に発生した細かなゴミをすぐに捨てられます。ただし、火気の近くは避けるようにしましょう。
リビング・ダイニングでの設置場所
リビングやダイニングでは、飲み物の空き容器やティッシュペーパーなど、比較的かさばらないゴミが出ることが多いです。
- ソファ横:ソファの横にスリムなゴミ箱を置くことで、飲み物やリモコンなどと一緒にゴミもすぐに捨てられるようになり、生活動線がスムーズになります。
- テーブル下:ダイニングテーブルの下のデッドスペースに、スリムなゴミ箱を置くのも有効です。食事中に発生したゴミをすぐに捨てられるため、テーブル周りを清潔に保てます。
選び方2:壁掛け・吊り下げタイプを選ぶ
壁掛けタイプや吊り下げタイプのゴミ箱は、床面積を一切取らないため、究極の省スペース化が実現できます。
キッチンでの設置場所
キッチンでは、特に作業スペースを確保したい場合に有効です。
- 吊戸棚下:キッチンに設置されている吊戸棚の下に、専用のホルダーを使って吊り下げることができます。調理中の食材の皮むきなどで出た生ゴミを、その場で捨てるのに非常に便利です。
- 扉裏:キッチンの扉の裏に、フックや専用の取り付け具を使って吊り下げるタイプもあります。普段は扉で隠れているため、見た目もすっきりします。特に、分別用のゴミ箱を複数設置したい場合に有効です。
- 壁面:マグネット式のゴミ箱を、冷蔵庫や換気扇の金属部分に貼り付けることも可能です。
浴室・洗面所での設置場所
浴室や洗面所では、使用済みのコットンやティッシュペーパーなどを捨てるのに適しています。
- 洗面台横の壁:洗面台の横の壁に、小ぶりの壁掛けゴミ箱を取り付けると、使い終わった化粧品サンプルやヘアゴムなどをすぐに捨てられます。
- 洗濯機横:洗濯機横の壁に、洗剤の空き箱などを一時的に保管するためのゴミ箱を設置するのも良いでしょう。
選び方3:多機能・一体型タイプを選ぶ
複数の機能を兼ね備えたゴミ箱や、他の家具と一体化しているタイプも、場所を取らない工夫の一つです。
キッチンでの設置場所
キッチンでは、分別や臭い対策が重要になってきます。
- 分別機能付きゴミ箱:複数個のゴミ箱が一体になったタイプは、分別がしやすく、見た目もすっきりします。縦に積み重ねられるタイプや、横に連結できるタイプなど、スペースに合わせて選べます。
- ペダル式・自動開閉式:ペダル式や自動開閉式のゴミ箱は、手で蓋を開ける必要がないため、衛生的に使用できます。また、蓋付きであるため、臭いが漏れにくいというメリットもあります。スリムな形状のものを選べば、より省スペースになります。
- カウンター一体型ゴミ箱:キッチンのカウンターの一部がゴミ箱になっているタイプもあります。これは、オーダーメイドキッチンなどで実現可能ですが、最もスマートで場所を取らない方法と言えるでしょう。
浴室での設置場所
浴室では、湿気対策や清潔感が重要です。
- コンパクトな蓋付きゴミ箱:浴室で発生するゴミは少ないですが、石鹸の空き箱やシャンプーの詰め替えパックなどを捨てるために、コンパクトで蓋付きのゴミ箱があると便利です。壁に設置できるタイプや、浴槽の縁にかけられるタイプもあります。
設置場所のポイントと注意点
ゴミ箱の設置場所を選ぶ際は、以下の点に注意しましょう。
- 動線を考慮する:ゴミ箱を置く場所が、日常の生活動線を妨げないか確認しましょう。頻繁に使う場所の近くに置くことで、ゴミ捨てもスムーズになります。
- 衛生面:特にキッチンでは、生ゴミを扱うため、清潔に保てる場所を選びましょう。直射日光が当たる場所や、高温多湿になる場所は避けた方が良いでしょう。
- 臭い対策:臭いが気になる場所には、蓋付きのゴミ箱を選んだり、消臭剤を併用したりするなどの対策が必要です。
- インテリアとの調和:ゴミ箱もインテリアの一部と考え、周囲の家具や壁の色と調和するデザインや色を選ぶと、空間がすっきりと見えます。
まとめ
場所を取らないゴミ箱を選ぶことは、限られた住空間を有効活用し、快適で機能的な生活を送るための重要な要素です。スリム・縦長タイプ、壁掛け・吊り下げタイプ、多機能・一体型タイプといった多様な選択肢の中から、ご自宅のスペースやライフスタイルに最適なものを選び、賢く設置場所を工夫することで、ゴミ箱の存在感を最小限に抑えながら、快適な空間を実現することができます。