「鏡の破損」:自分で交換する 3 つのステップ

鏡の破損:自分で交換する 3 つのステップ

住空間における鏡の破損は、日常生活に支障をきたすだけでなく、安全面でも懸念があります。特に風呂場やキッチンなど、水回りで使用される鏡は、湿気や温度変化によって劣化しやすく、割れてしまうことも少なくありません。しかし、専門業者に依頼すると費用もかさみます。そこで、ここでは自分で鏡を交換するための3つのステップを、具体的な手順と注意点を含めて解説します。

ステップ 1: 準備と安全対策

鏡の交換作業を始める前に、必要な道具を揃え、安全を確保することが最も重要です。

1. 必要な道具の確認

鏡の交換には、以下の道具が必要となります。

* 新しい鏡: 交換したい鏡のサイズ、厚み、素材(飛散防止フィルム付きなど)を事前に確認し、専門業者やホームセンターなどで購入します。
* メジャー: 既存の鏡のサイズを正確に測るために使用します。
* スクレーパーまたはヘラ: 劣化した接着剤やコーキング材を剥がすために使用します。
* ヘアドライヤーまたはヒートガン: 接着剤を温め、剥がしやすくするために使用します。
* ゴム手袋: 割れた鏡の破片や接着剤から手を保護します。
* 保護メガネ: 破片が飛び散るのを防ぐために着用します。
* カッターナイフ: コーキング材などを切り離す際に使用します。
* 掃除機: 剥がした破片や粉塵を掃除するために使用します。
* 布や雑巾: 汚れを拭き取るために使用します。
* マスキングテープ: 養生や、剥がす際の目印として使用します。
* 両面テープまたは鏡用ボンド: 新しい鏡を固定するために使用します。鏡専用のものを選びましょう。
* (必要に応じて) コーキングガンとコーキング材: 鏡の周囲を防水・目地処理するために使用します。

2. 安全対策の徹底

破損した鏡の交換は、怪我のリスクが伴います。作業前には必ず以下の安全対策を講じましょう。

* 作業場所の確保: 作業スペースを十分に確保し、周囲に人がいないことを確認します。
* 保護具の着用: 必ずゴム手袋と保護メガネを着用します。厚手の長袖、長ズボンを着用することも推奨されます。
* 換気の確保: 作業中は窓を開けるなどして、換気を十分に行います。特に、接着剤やコーキング材を使用する場合は、換気が必須です。
* 電源の遮断: 照明付きの鏡などを交換する場合は、必ずブレーカーを落とし、電源を遮断してください。
* 割れた鏡の処理: 割れた鏡の破片は非常に鋭利です。掃除機で吸い取る前に、大きな破片は厚手の紙や段ボールで覆い、慎重に拾い集めます。拾い集めた破片は、厚紙や新聞紙で包み、さらにビニール袋に入れて、「割れ物注意」と明記して安全に廃棄しましょう。

ステップ 2: 既存の鏡の取り外し

安全対策が完了したら、いよいよ既存の鏡を取り外します。

1. 鏡の固定方法の確認

鏡の固定方法は、壁の種類や設置方法によって異なります。

* 接着剤・両面テープで固定されている場合:鏡の縁に沿って、接着剤や両面テープで固定されていることが多いです。
* フレームに固定されている場合:鏡が金属や木製のフレームに挟み込まれているタイプです。
* ネジで固定されている場合:鏡の四隅などにネジ穴があり、直接壁に固定されているタイプです(まれなケース)。

2. 鏡の剥がし方

多くの場合、鏡は接着剤や両面テープで壁に固定されています。

* コーキング材の除去: 鏡の縁にコーキング材が充填されている場合は、カッターナイフやヘラを使って、丁寧に切り込みを入れ、剥がしていきます。
* 接着剤・両面テープの温め: ヘアドライヤーやヒートガンを使い、鏡の縁から少しずつ温めます。温めることで接着剤が柔らかくなり、剥がしやすくなります。ただし、温めすぎると鏡が割れる可能性があるので注意が必要です。
* 剥がし作業: 鏡の端にスクレーパーやヘラを差し込み、ゆっくりと壁から剥がしていきます。無理に力を加えず、少しずつ剥がしていくのがコツです。一人で作業が難しい場合は、二人で協力して、鏡を支えながら剥がすと安全です。
* 壁面の清掃: 鏡が剥がれたら、壁面に残った接着剤やコーキング材をスクレーパーやヘラで丁寧に剥がします。その後、乾いた布で壁面をきれいに拭き取ります。

注意点:
* 鏡の重さ: 特に大きな鏡は重いため、落下させてしまうと破損や怪我の原因になります。必ず二人以上で作業するか、鏡を支えるための補助具を使用しましょう。
* 壁材へのダメージ: 壁材によっては、剥がす際に傷つけてしまう可能性があります。特に石膏ボードの場合は、慎重に作業を進めましょう。
* 割れた鏡の落下: 剥がす際に鏡が割れてしまうことがあります。作業中は常に鏡が落下しないように注意し、万が一割れた場合は、破片の飛散に注意して安全に処理してください。

ステップ 3: 新しい鏡の取り付け

古い鏡を取り外し、壁面を清掃したら、いよいよ新しい鏡を取り付けます。

1. 取り付け場所の確認と清掃

新しい鏡を取り付ける壁面が、平滑で清潔であることを確認します。油分や汚れが付着していると、接着剤の接着力が低下する可能性があります。必要であれば、洗剤などを使ってきれいに拭き取り、完全に乾燥させます。

2. 鏡の仮固定と本固定

* 両面テープまたは鏡用ボンドの塗布: 新しい鏡の裏面に、鏡専用の両面テープを均等に貼り付けるか、鏡用ボンドを塗布します。ボンドを使用する場合は、製品の指示に従って適切な量を塗布してください。
* 鏡の貼り付け: 鏡の取り付け位置を決め、慎重に壁に貼り付けます。一度貼り付けると剥がすのが難しいため、位置決めは正確に行いましょう。
* 圧着: 鏡を壁にしっかりと押し付け、両面テープまたはボンドを密着させます。鏡全体に均一な圧力がかかるように、中央から外側に向かって優しく圧着します。
* 養生: 必要に応じて、鏡の周囲をマスキングテープで養生します。

3. 周囲の仕上げ(必要に応じて)

* コーキング処理: 鏡の縁と壁の間に隙間がある場合や、防水性を高めたい場合は、コーキングガンを使ってコーキング材を充填します。コーキング材が乾かないうちに、ヘラなどを使って表面を平滑に仕上げます。
* 乾燥時間の確保: 使用した接着剤やコーキング材が完全に乾燥するまで、しばらく時間を置きます。製品の取扱説明書に記載されている乾燥時間を必ず守りましょう。

注意点:
* 鏡の歪み: 壁面が平滑でないと、鏡が歪んで見えることがあります。取り付け前に壁面の状態を確認しましょう。
* 接着剤・ボンドの選択: 必ず鏡専用の接着剤や両面テープを使用してください。通常の接着剤や両面テープは、鏡の裏面を傷めたり、剥がれやすくなる原因となります。
* コーキング材の選択: 浴室など水回りに使用する場合は、防カビ機能のあるコーキング材を選ぶと良いでしょう。

まとめ

鏡の破損は、適切な準備と手順を踏めば、DIYで修理することが可能です。今回ご紹介した3つのステップを参考に、安全に注意しながら作業を進めてください。万が一、作業に不安がある場合や、壁材の損傷が心配な場合は、無理せず専門業者に相談することをおすすめします。自分で交換することで、費用を抑えるだけでなく、達成感も得られるはずです。

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