DIYで作るトイレの鏡:3種類のアイデアと作り方
トイレの鏡は、単に身だしなみを整えるだけでなく、空間を広く見せたり、インテリアのアクセントになったりする重要なアイテムです。今回は、DIYで手軽に作れる、個性豊かな3種類の鏡をご紹介します。どれも特別な工具や技術は不要で、初心者の方でも挑戦しやすいものばかりです。
1. アンティーク風フレーム鏡
レトロな雰囲気漂うアンティーク風の鏡は、トイレ空間に深みと温かみを与えてくれます。
材料
- お好みのサイズの鏡
- 木材(スギやパイン材などが加工しやすくおすすめです。厚みは1cm~2cm程度)
- 木工用ボンド
- 釘またはネジ
- ニスまたは塗料(アンティーク調のカラーを選ぶと雰囲気が出ます)
- サンドペーパー(#120、#240程度)
- (お好みで)装飾用のモールディング材やアイアンパーツ
作り方
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フレームの作成
鏡のサイズに合わせて、木材で鏡を囲むフレームを組み立てます。鏡の厚みを考慮して、フレームの内側の幅を決めましょう。木材をカットし、木工用ボンドで仮止めした後、釘またはネジでしっかりと固定します。
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装飾(お好みで)
フレームの四隅や縁に、モールディング材やアイアンパーツなどを木工用ボンドで貼り付け、アンティーク感を演出します。
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やすりがけ
フレーム全体をサンドペーパーで丁寧にやすりがけします。まずは#120で荒削りし、次に#240で滑らかに仕上げます。角が取れて丸みを帯びることで、よりアンティークな風合いになります。
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塗装
お好みのニスまたは塗料を塗ります。アンティーク調のカラー(ダークブラウン、グレー、オフホワイトなど)を選ぶと雰囲気が増します。一度塗りで仕上げず、乾燥後に重ね塗りすることで、深みのある色合いになります。わざとムラを作ったり、角を軽くこすって下地を見せたりする「汚し加工」もおすすめです。
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鏡の取り付け
フレームが完全に乾燥したら、裏側から鏡を木工用ボンドで貼り付けます。鏡がずれないように、テープなどで仮固定しておくと良いでしょう。さらに、鏡の縁に沿って細い木材やL字金具などで補強すると、より安全です。
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取り付け
壁にしっかりと固定できる金具を取り付け、壁に設置します。
ポイント
- 木材の節や木目を活かした塗装がアンティーク感を高めます。
- 塗装前に、木材に軽く熱を加える(炙る)ことで、より独特の風合いが出ますが、火の取り扱いには十分注意してください。
2. モザイクタイル鏡
カラフルなモザイクタイルを貼った鏡は、トイレ空間に遊び心と個性をプラスします。光を反射してキラキラと輝く様子も魅力的です。
材料
- お好みのサイズの鏡
- モザイクタイル(ガラス製、陶器製、シェル製など様々な素材があります)
- タイル用接着剤
- 目地材
- ゴムベラまたはヘラ
- スポンジ
- ゴム手袋
- (お好みで)鏡の縁に貼るための無地のタイルや装飾モール
作り方
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下準備
鏡の表面をきれいに拭き、接着剤が付着しないようにマスキングテープなどで覆っておきましょう。タイルの配置をあらかじめデザインしておくとスムーズです。
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タイルの接着
鏡の縁にタイル用接着剤を塗り、モザイクタイルをデザイン通りに貼り付けていきます。タイルとタイルの間隔(目地幅)を均一に保つように注意しましょう。
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乾燥
接着剤が完全に乾燥するまで、数時間~一晩程度置きます。
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目地材の充填
目地材を準備し、ゴムベラやヘラを使ってタイルとタイルの隙間にしっかりと充填します。目地材が乾く前に、余分な目地材をゴムベラで丁寧に取り除きます。
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拭き取り
目地材が少し乾いてきたら、濡らしたスポンジでタイル表面の目地材を優しく拭き取ります。何度かスポンジを洗いながら、タイルをきれいにします。最後に乾いた布で水分を拭き取ります。
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仕上げ(お好みで)
目地材が完全に乾燥したら、鏡の縁に無地のタイルや装飾モールを貼って、デザインを完成させることもできます。
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取り付け
壁にしっかりと固定できる金具を取り付け、壁に設置します。
ポイント
- カラフルなタイルだけでなく、同系色でまとめたり、グラデーションにしたりするのもおしゃれです。
- タイルのカットが必要な場合は、タイルカッターを使用すると便利ですが、怪我に注意が必要です。
3. ミラーボード鏡
DIY初心者の方にもおすすめの、ミラーボードを活用したシンプルな鏡です。フレームレスでスタイリッシュな印象になります。
材料
- ミラーボード(ホームセンターなどで購入できます。鏡面になっているアクリル板など)
- MDFボードまたはベニヤ板(鏡のサイズより一回り大きいもの)
- 木工用ボンド
- 強力両面テープ
- (お好みで)塗装したい場合は、スプレー塗料
- (お好みで)壁への取り付け用金具
作り方
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下準備
MDFボードまたはベニヤ板の表面をきれいに拭きます。もし塗装する場合は、この段階でスプレー塗料を吹き付け、乾燥させます。
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ミラーボードの接着
MDFボードまたはベニヤ板の表面に、木工用ボンドを均一に塗布します。その上からミラーボードを慎重に貼り付けます。気泡が入らないように、端からゆっくりと押さえつけながら貼りましょう。
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固定
ミラーボードがずれ落ちないように、木工用ボンドが乾くまでは、重しを乗せたり、マスキングテープで仮固定したりします。さらに、裏側から強力両面テープでミラーボードとMDFボードをしっかりと固定します。強力両面テープは、鏡が落下するのを防ぐために重要です。
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取り付け
壁にしっかりと固定できる金具をMDFボードの裏側に取り付け、壁に設置します。ミラーボード自体は軽いため、両面テープのみで壁に直接貼ることも可能ですが、万が一のために金具での固定をおすすめします。
ポイント
- MDFボードやベニヤ板の代わりに、お好みの柄の壁紙を貼った板を使用することもできます。
- ミラーボードのカットが必要な場合は、アクリルカッターなどを使用します。
まとめ
今回ご紹介した3種類のDIY鏡は、いずれも個性的で、トイレ空間の雰囲気を一新してくれることでしょう。アンティーク風鏡は落ち着いた空間に、モザイクタイル鏡は華やかな空間に、ミラーボード鏡はモダンな空間にぴったりです。ご自身の好みに合わせて、素材や色、デザインをアレンジして、世界に一つだけのオリジナル鏡を作ってみてください。DIYは、既製品にはない温かみや愛着が生まれるのも魅力です。ぜひ、楽しみながら挑戦してみてください。
