「 UB の棚 2 」: DIY で作る可動棚

UB の棚 2 :DIY で作る可動棚

はじめに

UB(ユニットバス)の限られたスペースを有効活用するための可動棚DIYプロジェクト、「UB の棚 2」について、その製作方法、材料、そして応用例までを詳しく解説します。既存の棚では収納しきれない、あるいは使い勝手の悪いアイテムを整理し、より快適なバスルーム空間を実現するための実践的なガイドです。

プロジェクト概要

「UB の棚 2」は、ユニットバスの壁面に設置する、高さを自由に調整できる可動棚です。既存のユニットバスの壁は、多くの場合、石膏ボードではなく、防水処理が施されたパネルやFRP(繊維強化プラスチック)などで構成されています。そのため、棚の取り付けには、壁へのダメージを最小限に抑え、かつ十分な強度を確保する工夫が必要です。このプロジェクトでは、DIY初心者でも挑戦しやすい、比較的簡単な材料と工具で製作できる方法を採用します。

必要な材料

以下に、「UB の棚 2」を製作するために必要な主な材料をリストアップします。

棚板

  • 材質:水や湿気に強い素材を選びます。例えば、ポリ合板、メラミン化粧板、あるいは耐水性の高い木材(シナ合板など)に防水塗装を施したものが適しています。
  • サイズ:設置場所の幅、奥行き、そして収納したい物のサイズに合わせて決定します。

棚受けレール(可動棚システム)

  • 材質:アルミ製やステンレス製など、錆びにくく強度のあるものがおすすめです。
  • 種類:壁面に直接ビスで固定するタイプや、専用のアンカーを使用するタイプがあります。ユニットバスの壁の材質に合わせて選択します。
  • 個数:棚板1枚につき、上下2本のレールが必要です。棚の数に応じて準備します。

棚柱(棚受けレールに取り付ける部分)

  • 材質:棚板の重さに耐えられる強度のあるものを選びます。
  • 種類:レールに引っ掛けて高さを調整するタイプが一般的です。
  • 個数:棚板1枚につき、通常2本(左右)使用します。

ビス・アンカー

  • ビス:棚受けレールを壁に固定するためのビスです。ステンレス製など、錆びにくいものを選びます。
  • アンカー:ユニットバスの壁が薄い場合や、ビスが効きにくい場合に、壁に下穴を開けて打ち込むことでビスの保持力を高めるための部材です。ユニットバスの壁材に対応したものを選びましょう。

その他

  • 水準器:棚が水平に設置されているかを確認するために必要です。
  • メジャー:正確な採寸に必要です。
  • 電動ドリル/ドライバー:ビスの打ち込みや下穴開けに使用します。
  • ダイヤモンドカッター(またはノコギリ):棚板のサイズ調整に使用します。
  • サンダー:棚板の切断面を滑らかにするために使用します。
  • (必要であれば)コーキング材:壁と棚の隙間を埋め、水や湿気の侵入を防ぐために使用します。

製作手順

「UB の棚 2」の製作は、以下のステップで進めます。

1. 設置場所の採寸と計画

  • まず、棚を設置したいユニットバスの壁面の幅、高さを正確に測定します。
  • 収納したい物に合わせて、棚板の枚数、間隔、高さを決定します。可動棚なので、後からでも調整可能ですが、大まかな計画は重要です。
  • 棚受けレールの取り付け位置を決定します。壁の構造(柱の位置など)も考慮すると、より強固に固定できます。

2. 棚板の準備

  • 決定したサイズに合わせて、棚板をカットします。
  • カットした切断面は、サンダーで滑らかに処理し、必要であれば防水塗装を施します。

3. 棚受けレールの取り付け

  • 下穴開け:設置場所のマーキングに従って、電動ドリルで下穴を開けます。壁の材質によっては、適切なドリルビットを使用してください。
  • アンカーの挿入:必要に応じて、下穴にアンカーを挿入します。
  • レール固定:棚受けレールを壁に当て、ビスでしっかりと固定します。この際、水準器を使用して、レールが水平になるように注意深く作業します。
  • 左右のレールの位置合わせ:2本のレールが平行になるように、慎重に位置を合わせます。

4. 棚柱の取り付けと棚板の設置

  • 棚受けレールに棚柱を引っ掛けます。
  • 棚板を棚柱に載せ、高さを調整します。
  • すべての棚板を設置したら、高さや水平を確認し、問題なければ完了です。

5. 仕上げ(必要に応じて)

  • 壁と棚板の間に隙間がある場合は、コーキング材で埋め、水や湿気の侵入を防ぎます。

設置の際の注意点

ユニットバスへの棚の設置は、特殊な環境であるため、以下の点に十分注意が必要です。

  • 防水性:使用する材料は、すべて水や湿気に強いものを選びましょう。
  • 壁へのダメージ:ユニットバスの壁は、内部に断熱材や防水層があるため、不用意な穴開けは禁物です。壁の材質をよく理解し、適切な固定方法を選択してください。
  • 強度:シャンプーボトルや洗剤など、ある程度の重量の物を置くことになるため、十分な強度を確保することが重要です。棚受けレールやビスの選定は慎重に行いましょう。
  • 換気:棚の設置によって、換気が悪くなる場所がないか確認します。
  • 法規・規約:賃貸物件の場合は、壁への穴開けなどが規約で禁止されている場合があります。事前に確認しましょう。

応用例と発展性

「UB の棚 2」は、単に収納スペースを増やすだけでなく、様々な活用が可能です。

  • シャンプー・リンス類の整理:ボトルを縦に並べたり、小物トレイを置いたりすることで、使いやすく整理できます。
  • タオル・着替えの収納:乾いたタオルや、浴室で着替える際の衣類を置くスペースとしても活用できます。
  • 掃除用具の収納:洗剤やブラシなどの掃除用具を、手の届きやすい場所にまとめておくことができます。
  • 装飾スペース:観葉植物やバスグッズを飾ることで、浴室の雰囲気を演出することも可能です。

さらに、棚板にフックを取り付けたり、S字フックなどを活用したりすることで、タオルハンガーや掃除用具掛けとしても拡張できます。

まとめ

「UB の棚 2」のDIYは、ユニットバスの収納力を飛躍的に向上させる有効な手段です。適切な材料選びと慎重な作業を行えば、DIY初心者でも美しい可動棚を製作できます。このプロジェクトを通じて、ご自身の使いやすいようにカスタマイズされた、快適なバスルーム空間を実現してください。

Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています