UB 排水口 3 :髪の毛詰まりの 3 つの対処法

UB(ユニットバス)排水口:髪の毛詰まりの3つの対処法

ユニットバスの排水口は、毎日の使用で髪の毛や石鹸カスなどが溜まりやすく、詰まりやすい場所です。特に、浴室や洗面台から流れる髪の毛は、排水管の内部に絡まり、水の流れを悪くします。詰まりを放置すると、異臭の原因になったり、最悪の場合、階下への水漏れを引き起こしたりする可能性もあります。ここでは、ユニットバスの排水口の髪の毛詰まりに対する3つの効果的な対処法を、詳細かつ分かりやすく解説します。

1. 物理的な除去:身近な道具で詰まりを解消

最も手軽で、多くの髪の毛詰まりに効果的なのが、物理的に詰まりを取り除く方法です。特別な道具がなくても、家にあるもので対応できる場合が多いです。

1.1. 排水口カバー・フィルターの清掃

まず、排水口のフタ(カバー)や、髪の毛をキャッチするためのフィルターを取り外します。これらの部分に、大量の髪の毛や石鹸カスが絡まっていることがほとんどです。:

  • 取り外し方: 多くの排水口カバーは、上に持ち上げるか、軽くひねることで取り外せます。固い場合は、滑り止め付きのゴム手袋などを使うと掴みやすくなります。
  • 清掃方法: 取り外したカバーやフィルターに付着した髪の毛や汚れは、手で取り除きます。ゴム手袋を着用すると、衛生的で快適に作業できます。古歯ブラシや割り箸などを使って、細かい部分の汚れを掻き出すのも効果的です。
  • すすぎ: 取り除いた後は、シャワーやコップなどで水を流しながら、排水口全体をよくすすぎましょう。

この清掃を定期的に行うことで、初期段階での詰まりを防ぐことができます。

1.2. 髪の毛キャッチャー・パイプクリーナーの使用

排水口カバーやフィルターだけでは取りきれない髪の毛や、排水管の奥で詰まっている場合は、専用の道具が役立ちます。

  • 髪の毛キャッチャー: ホームセンターや100円ショップなどで販売されている、ワイヤー状の先端にブラシやフックが付いた道具です。これを排水口の奥に差し込み、回転させながら引き抜くことで、排水管内部に絡まった髪の毛を絡め取ることができます。
  • 使い方:
    1. 髪の毛キャッチャーをゆっくりと排水口の奥に差し込みます。
    2. 詰まっている感触があれば、ゆっくりと回転させながら引き抜きます。
    3. 取り除いた髪の毛は、ビニール袋などに入れて処分しましょう。
    4. 数回繰り返して、詰まりが解消されるか確認します。
  • パイプクリーナー(ワイヤーブラシ): より奥まった場所の詰まりには、長いワイヤーブラシが有効です。こちらも同様に、差し込んで回転させながら引き抜くことで、髪の毛を絡め取ります。

これらの道具は、無理に奥まで押し込まないように注意してください。排水管を傷つけてしまう可能性があります。

1.3. お湯を使った洗浄

髪の毛そのものの詰まりには、お湯が効果的な場合があります。ただし、熱湯は配管を傷める可能性があるため、避けてください。

  • 方法:
    1. まず、排水口のフタやフィルターに溜まった髪の毛をできるだけ取り除きます。
    2. やかんなどで沸かしたお湯を、少し冷ましてから(50~60℃程度)、ゆっくりと排水口に流し込みます。
    3. しばらく置いてから、水を流してみて、水の流れが改善されたか確認します。
  • 注意点:
    • 給湯器のお湯をそのまま使う場合は、温度が高すぎないか注意が必要です。
    • プラスチック製の配管は熱に弱い場合があるため、温度管理は慎重に行いましょう。
    • 詰まりがひどい場合は、お湯だけでは解消されないこともあります。

お湯は、石鹸カスなどの油分を溶かす効果もあるため、髪の毛と混ざった詰まりにも有効です。

2. 洗剤を使った分解:化学の力で詰まりを解消

物理的に取り除けない詰まりや、石鹸カスなどの油分と髪の毛が混ざって固まってしまった場合には、洗剤の力が効果を発揮します。

2.1. 市販のパイプクリーナー(液体タイプ)

市販されている液体タイプのパイプクリーナーは、髪の毛や油分を分解する成分が含まれており、比較的簡単に使用できます。

  • 選び方:
    • 「髪の毛」「石鹸カス」「油汚れ」に効果があると明記されている製品を選びましょう。
    • 塩素系と酸素系があります。塩素系は強力ですが、換気を十分に行う必要があります。酸素系は比較的マイルドですが、効果が出るまでに時間がかかることがあります。
  • 使用方法:
    1. 製品の取扱説明書をよく読み、指定された量を排水口に直接注ぎます。
    2. 製品によっては、一定時間放置してから水を流す必要があります。
    3. 換気を十分に行い、ゴム手袋とマスクを着用して作業しましょう。
    4. 他の洗剤と混ぜないように注意してください。有毒ガスが発生する危険があります。

定期的な使用は、配管の維持にも役立ちますが、頻繁な使用は配管を傷める可能性もあるため、注意が必要です。

2.2. 重曹とクエン酸(またはお酢)を使った自然派クリーニング

環境や人体への影響を考慮したい場合は、重曹とクエン酸(またはお酢)を使った自然派クリーニングがおすすめです。

  • 効果: 重曹は弱アルカリ性で油汚れを落とし、クエン酸(またはお酢)は酸性で水垢や石鹸カスを分解します。これらを混ぜ合わせることで発生する炭酸ガスの発泡作用が、排水管の汚れを浮き上がらせる効果も期待できます。
  • 方法:
    1. まず、排水口のフタやフィルターに溜まった髪の毛をできるだけ取り除きます。
    2. 排水口に重曹を大さじ数杯(約100g)振りかけます。
    3. その上から、クエン酸(またはお酢)を大さじ数杯(約50g)振りかけます。
    4. (お酢を使う場合は、重曹とお酢を混ぜる前に、排水口に重曹を振りかけてから、ゆっくりとお酢を流し込むと、泡立ちやすくなります。)
    5. シュワシュワと発泡し始めたら、30分~1時間程度放置します。
    6. 最後に、ぬるま湯(40~50℃程度)をゆっくりと流し込み、排水管をすすぎます。
  • 注意点:
    • 金属製の配管の場合、酸性のもの(クエン酸やお酢)を長時間放置すると、腐食の原因になる可能性があります。
    • 詰まりがひどい場合は、効果が限定的になることもあります。

この方法は、週に一度程度の定期的なメンテナンスとしても活用できます。

3. 専門業者への依頼:頑固な詰まりはプロに任せる

上記の方法を試しても詰まりが解消されない場合や、排水管の奥深くで詰まっている場合は、専門業者に依頼するのが最も確実で安全な方法です。

3.1. 詰まりが解消されない場合

  • 自分で試せる範囲を超えている: 髪の毛が絡まっているだけでなく、異物が混入している、あるいは排水管の構造的な問題で詰まっている可能性も考えられます。
  • 異臭がひどい: 悪臭が続く場合は、排水管の奥で腐敗が進んでいる可能性があり、早急な対応が必要です。
  • 水の流れが全く改善されない: 多少の流れはあるものの、解消されない場合は、専門的な機材や技術が必要となります。

3.2. 専門業者のメリット

  • 専門的な知識と技術: 経験豊富な業者は、詰まりの原因を正確に把握し、最適な方法で修理・清掃を行います。
  • 専門的な機材: 高圧洗浄機や特殊なワイヤーブラシなど、一般家庭にはない専門的な機材を使用するため、頑固な詰まりも効果的に除去できます。
  • 再発防止のアドバイス: 詰まりの原因や、今後の対策についてアドバイスを受けることができます。
  • 安心・安全: 自分で無理に作業して排水管を傷つけたり、状況を悪化させたりするリスクを回避できます。

3.3. 業者選びのポイント

  • 実績と評判: 複数の業者を比較検討し、口コミや評判の良い業者を選びましょう。
  • 料金体系: 事前に見積もりを取り、追加料金が発生しないか確認することが重要です。
  • 対応エリアとスピード: 緊急の場合、迅速に対応してくれる業者を選ぶと安心です。

ユニットバスの排水口の詰まりは、早期発見・早期対処が重要です。詰まりが発生したら、まずは自分でできることから試してみて、それでも解決しない場合は、無理せず専門家を頼りましょう。

まとめ

ユニットバスの排水口の髪の毛詰まりは、日々のケアと適切な対処で、多くのケースで解消可能です。まず、排水口カバーやフィルターの定期的な清掃は、詰まりの予防に非常に効果的です。次に、髪の毛キャッチャーやパイプクリーナーといった道具を使った物理的な除去は、手軽で即効性があります。また、お湯や重曹・クエン酸を使った自然派クリーニングは、環境に優しく、普段のメンテナンスにも適しています。これらの方法で解決しない場合は、無理せず専門業者に依頼することが、安全かつ確実な解決策となります。詰まりを放置せず、快適なバスタイムを維持しましょう。

Amazonのアソシエイトとして、当メディアは適格販売により収入を得ています