炊飯器で広がる!ご飯以外にも使える5つの調理法
炊飯器といえば、毎日のご飯を炊くための家電というイメージが強いかもしれません。しかし、その機能はご飯を炊くだけにとどまりません。近年の炊飯器は、多様な調理モードを備えており、様々な料理を簡単かつ美味しく作れるようになっています。ここでは、ご飯以外にも活用できる5つの調理法を詳しくご紹介し、あなたの料理の幅を広げるお手伝いをします。
1. 鶏肉の蒸し料理(蒸し鶏、よだれ鶏など)
炊飯器の蒸し機能や、低温調理ができるモードを活用すれば、しっとりジューシーな蒸し鶏を簡単に作ることができます。
調理法の詳細
まず、鶏肉(むね肉やもも肉)に塩、こしょう、おろし生姜、おろしにんにく、酒などを揉み込み、下味をつけます。お好みで、ネギの青い部分や生姜のスライスを一緒に加えても風味が増します。
次に、炊飯器の内釜に、鶏肉が浸かるくらいの水を入れ、その上に耐熱皿や蒸し用のアタッチメントなどをセットし、鶏肉を乗せます。鶏肉が水に直接触れないように注意してください。
炊飯器の「蒸す」モードや、低温調理モードがある場合は、温度と時間を設定します(一般的に60℃〜70℃で30分〜40分程度)。モードがない場合は、通常炊飯モードで炊飯ボタンを押した後、保温状態を利用して余熱で火を通す方法もありますが、温度管理が難しくなるため、専用モードがある方が理想的です。
調理が終わったら、鶏肉を取り出し、粗熱を取ってからお好みの大きさにカットします。
アレンジとポイント
蒸しあがった鶏肉は、そのままヘルシーに食べるのはもちろん、よだれ鶏のタレ(ラー油、醤油、酢、砂糖、ごま油、花椒などを合わせたもの)をかけたり、サラダチキンとしてサラダに乗せたり、サンドイッチの具材にしたりと、様々なアレンジが可能です。
低温調理モードを使うと、パサつきやすいむね肉も驚くほどしっとり仕上がります。火の通り具合は、竹串などを刺して透明な肉汁が出ればOKです。
2. スープ・ポタージュ
炊飯器は、具材と水分を入れてスイッチを押すだけで、本格的なスープやポタージュを作ることができる優れものです。
調理法の詳細
まず、お好みの野菜(玉ねぎ、人参、じゃがいも、かぼちゃなど)を適当な大きさにカットします。肉や魚介類を入れる場合は、下処理をしておきます。
炊飯器の内釜に、カットした野菜、肉、魚介類、そしてコンソメや鶏がらスープの素、水などを加えます。
炊飯器の「スープ」モードや「煮込み」モードがあれば、それを選択して調理します。モードがない場合は、通常炊飯モードで炊飯ボタンを押し、保温状態を利用してじっくり煮込む方法もあります。ただし、焦げ付きに注意が必要です。
野菜が柔らかくなったら、ミキサーやブレンダーを使ってポタージュ状にすれば完成です。牛乳や生クリームを加えると、よりクリーミーに仕上がります。
アレンジとポイント
ポテトポタージュ、かぼちゃポタージュ、ミネストローネなど、具材を変えるだけで様々なスープが楽しめます。
保温機能を活用すれば、朝にセットしておけば昼や夕食に温かいスープが食べられます。
具材を細かく切ったり、煮込み時間を長めにしたりすることで、より滑らかな舌触りになります。
3. 煮込み料理(カレー、シチュー、角煮など)
炊飯器の保温機能や、じっくり加熱する機能は、煮込み料理に最適です。
調理法の詳細
まず、カレーやシチューの場合は、具材(肉、野菜など)を炒め、ルーを加えて軽く煮込んみます。角煮の場合は、豚バラ肉を下茹でし、調味料と一緒に漬け込みます。
炊飯器の内釜に、下ごしらえをした具材と調味料(水、だし、醤油、みりん、砂糖など)を入れます。
炊飯器の「煮込み」モードや「カレー」モードがあれば、それを選択して調理します。モードがない場合は、通常炊飯モードで炊飯ボタンを押し、保温状態を利用してじっくり煮込みます。
弱火で長時間加熱することで、お肉はトロトロになり、味もしっかり染み込みます。
アレンジとポイント
カレー、シチューはもちろん、豚の角煮、おでん、サムゲタンなど、幅広い煮込み料理に対応できます。
炊飯器で調理しておけば、手間がかかる煮込み料理も楽に作ることができます。火の番も不要なので安心です。
味見をしながら調味料を調整し、お好みの味に仕上げましょう。
4. ケーキ・お菓子作り
最近の炊飯器には、ケーキモードが搭載されているものが多く、手軽に本格的なケーキを焼くことができます。
調理法の詳細
ケーキミックスを使用すると、さらに簡単に作ることができます。ボウルに卵、牛乳、サラダ油などを入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせます。
ケーキミックスを加えて、粉っぽさがなくなるまでさっくりと混ぜ合わせます。混ぜすぎると生地が硬くなるので注意しましょう。
炊飯器の内釜に薄く油を塗るか、クッキングシートを敷き、生地を流し入れます。
炊飯器の「ケーキ」モードを選択し、スタートボタンを押します。通常、40分〜60分程度で焼き上がります。
竹串を刺して、生地がついてこなければ焼き上がりです。
アレンジとポイント
チョコレートケーキ、チーズケーキ、パウンドケーキなど、様々な種類のケーキが作れます。
ドライフルーツやナッツ、チョコレートチップなどを加えると、食感や風味が豊かになります。
オーブンを予熱する手間が省けるので、思い立ったらすぐにお菓子作りが楽しめます。
5. おかゆ・雑炊
炊飯器の基本機能であるご飯を炊くことを応用すれば、簡単におかゆや雑炊を作ることができます。
調理法の詳細
おかゆの場合は、米と水を炊飯器の内釜に入れ、「おかゆ」モードがあればそれを選択します。モードがない場合は、通常炊飯で炊飯し、保温状態で1時間〜2時間ほど放置します。
雑炊の場合は、炊飯したご飯(または生米)に、だし、醤油、みりんなどの調味料、そしてお好みの具材(卵、鶏肉、野菜、きのこなど)を加えます。
炊飯器の「雑炊」モードがあればそれを選択します。モードがない場合は、通常炊飯ボタンを押して炊飯し、具材が火が通るまで調理します。
炊きあがり後、お好みでネギや刻み海苔を散らせば完成です。
アレンジとポイント
体調が優れないときや、胃に優しいものが食べたいときにぴったりです。
お米の量と水の量を調整することで、お好みの硬さのおかゆに仕上げることができます。
雑炊に冷凍の野菜を加えれば、手軽に栄養をプラスできます。
まとめ
炊飯器は、日頃のご飯を炊くだけでなく、様々な調理に活用できる万能な調理家電です。蒸し料理、スープ、煮込み料理、ケーキ、おかゆ・雑炊と、今回ご紹介した5つの調理法をマスターすれば、毎日の食卓がさらに豊かになることは間違いありません。お手持ちの炊飯器の機能を確認し、ぜひ、色々な料理に挑戦してみてください。きっと、新たな発見があるはずです。
