TOTO 小便器用 壁排水フランジ【T64BW】：設置と使用感のレビュー
DIYで自宅のトイレリフォームを計画する中で、以前から気になっていたTOTOの小便器用壁排水フランジ【T64BW】を導入することにしました。今回のレビューでは、この製品の購入から設置、そして実際の使用感について、詳細にレポートしていきます。特に、DIYerの方々が気になるであろう、取り付けの難易度や、製品の耐久性、そして使用上の注意点などを中心に、1000文字以上のボリュームでお届けします。
製品概要と購入の決め手
【T64BW】は、TOTO製の小便器を壁排水に設置する際に使用するフランジです。40mmの鋼管に対応しており、比較的オーソドックスな製品と言えるでしょう。私がこの製品を選んだ決め手は、まず第一にTOTOという信頼できるメーカーであること。そして、40mm鋼管用という汎用性の高さが、既存の配管との互換性を考慮する上で重要だと判断しました。また、価格帯も手頃で、DIYの予算内でも十分に収まることが、購入を後押ししました。
開封と同梱物の確認
製品が届いてまず驚いたのは、そのコンパクトさでした。箱を開けると、フランジ本体、パッキン、そして取り付け用のネジなどがきちんと梱包されていました。説明書も同梱されており、DIY初心者でも理解しやすいように、図解が多く盛り込まれています。特に、パッキンの品質には安心感を覚え、水漏れのリスクを低減してくれるだろうという期待が持てました。
設置作業：DIYの難易度とポイント
設置作業は、DIYの経験がある方であれば、それほど難しくはないでしょう。しかし、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
配管との接続
まず、既存の40mm鋼管にフランジを接続する作業ですが、ここは正確な位置決めが重要です。フランジを壁に固定する前に、一度小便器と仮接続してみて、排水口の位置や角度を確認することをおすすめします。また、鋼管の切り口が鋭利になっている場合は、ヤスリなどで滑らかに処理しておくと、パッキンを傷つけるリスクを減らせます。
壁への固定
フランジを壁に固定するネジは、付属のもので十分でしたが、壁の材質によっては適切なアンカーボルトを使用する必要があります。石膏ボードの場合は、必ずボード用のアンカーを使用しないと、フランジがしっかりと固定されず、後々問題が発生する可能性があります。また、ネジを締めすぎると、フランジ本体が破損する恐れもあるため、適度な力加減が求められます。
排水管との接合部
フランジと小便器の排水管を接続する部分には、付属のパッキンを使用します。このパッキンが密着性を左右するため、取り付け前に汚れや異物がないか、よく確認してください。また、小便器本体をフランジに固定する際にも、ネジの締め付け具合には注意が必要です。均等に締め付けることで、水漏れを効果的に防ぐことができます。
使用感と耐久性についての評価
設置後、実際に小便器を使用してみての感想は、非常に安定しており、水漏れも一切ありません。フランジ自体の剛性も高く、小便器をしっかりと支えてくれています。長期間の使用における耐久性については、まだ日が浅いため断言はできませんが、TOTO製品らしい堅牢さを感じており、長持ちしてくれるだろうと期待しています。
特に、壁排水という構造上、水漏れは致命的です。しかし、【T64BW】は、その接続部分の設計やパッキンの品質が優れているためか、取り付けさえ適切に行えば、安心して使用できるという印象です。
メンテナンスについて
このフランジ自体に特別なメンテナンスは必要ありません。定期的に小便器周りの清掃を行う際に、フランジ部分に緩みがないか、異臭がないかなどを確認する程度で十分でしょう。
まとめ
TOTOの小便器用壁排水フランジ【T64BW】は、DIYでのトイレリフォームを検討している方にとって、信頼性が高く、コストパフォーマンスに優れた選択肢となるでしょう。設置は、配管との接続や壁への固定に多少の注意が必要ですが、基本的なDIYスキルがあれば十分にこなせるレベルです。何よりも、確実な水漏れ防止と、TOTOブランドへの安心感は、この製品を選ぶ大きなメリットだと感じています。
もし、ご自宅のトイレを壁排水の小便器にしたいと考えているのであれば、この【T64BW】は自信を持っておすすめできる製品です。DIYの成功は、適切な部品選びから始まります。この製品は、その期待に応えてくれるはずです。
上の文章は個人的な感想です。下記サイトで正確な情報をお確かめください
